立軸形は水車発電機を支持する基礎の設計によって多床式と単床式とに分類される。 前者は発電機がある発電機室と、その一階層下に水車室を設けるもの。 二階建て構造をとることが多く、その場合は特に二床式と呼ばれる。 後者は発電機室の床を省略し、発電機部分を水車室に立てたバレルと呼ばれる円筒状の基礎によって支持するもので、バレル式とも呼ばれる。 大容量機では大荷重を支持するためバレル式が主に用いられる。 なお、バレル式でありながらも発電機室と水車室とで階層を分けた、複合的なものも存在する。放水路(ほうすいろ)は、発電した水を放水口に導く水路で、導水路と同様の役割と区分がある。放水路にも水槽を設けることがある。水を河川に排出する設備が放水口(ほうすいこう)である。なお、取水する河川と放流する河川とは、必ずしも一致するわけではない。
最終氷期の時に最も氷床が拡大したおよそ2万年前を最終氷期の最寒冷期 (最終氷期最盛期、Last Glacial Maximum、 LGM )と呼ぶ。この時期は氷期の中でも地質学的、地理学的、気候学的にも最も詳しく研究されており、気温や、大気・海洋の状態、海水準低下により変化した海岸線など緻密な復元が進んでいる。俗に「氷河期」という言葉を使うときはこの時代を指すことが多い。この時代、およそヨーロッパ北部全域、カナダのほぼ全域と、西シベリア平原の北半分が巨大な氷床に覆われていた。北アメリカではその南限は五大湖周辺、東ヨーロッパではライン川の河口からクラクフ、ロシアではモスクワからアナバール川河口まで達していた。アイスランド全島、南部を除いたブリテン諸島も氷床に覆われていた。一方南半球では、パタゴニア氷床がチリ南部、南緯41度付近まで達した。チベットや、カシミール地方のバルティスタン(パキスタン北端部)とラダック(インド西北部)、アンデス山脈のアルティプラーノも氷床に覆われていた。アフリカ、中東、東南アジアでは小規模な山岳氷河が形成され、特にアフリカではアトラス山脈とバレ山地、東南アジアではニューギニアに氷河が存在した。オビ川、エニセイ川は広大な氷床によってせき止められ巨大な湖が形成された。永久凍土が、ヨーロッパでは氷床の南から現在のハンガリーのセゲドまで、アジアでは北京まで発達していた。しかし北アメリカでは標高の高いところ以外では氷床の南域に永久凍土は発達しなかった。
なお、現在、1回の委員会での審議数には上限が設けられている。かつてはナポリで開催された第21回委員会(1997年)でイタリアの世界遺産が新規に10件登録されたこともあったが、現在は1回の委員会で各国が推薦できるのは2件までである(文化遺産と自然遺産各1件とされていたが、2007年の第31回世界遺産委員会で文化遺産2件でも許可される事になった[23])。ただし、過去に1件も登録されていない国はこの限りではない。また、全体の審議物件総数は45件までとされている。審議数の上限については、様々な意見が出ているため、年々修正が加えられている。世界遺産の登録は、景観や環境の保全が義務付けられるため、周辺の開発との間で摩擦が生じることがある。第28回から第30回まで3年にわたって、大きな論点になったケルン大聖堂などはその好例である。この件では、近隣での高層ビル建設による景観の破壊が問題となった。現在でも、“北のベネチア”とも称されるサンクトペテルブルクの歴史的町並みが、同市内にガスプロム社が計画している超高層ビル「オフタ・センター(高さ396m)」の建設を巡って、経済開発を優先する市側と、世界遺産登録抹消を危惧するロシア文化省との間で軋轢が生じる事態になっている。
「海峡」と記されることもある全長58kmのナイアガラ川は、エリー湖とオンタリオ湖の間の地峡を分かつように流れている。エリー湖の起点とオンタリオ湖の河口とには99mの標高差がある。地峡にはナイアガラ崖線が通っており、ケスタ地形を形成している。ナイアガラ滝はナイアガラ川がケスタの急崖にさしかかったところに形成されたが、12、000年にわたる侵食により、滝は崖線より11km上流に移り、滝から崖線までの間に渓谷が形成された。川の落差は水力発電に利用されている。カナダ側には1922年および1954年に、アメリカ合衆国側には1961年に水力発電所が設置された。これらの水力発電所は合計4.4GWの電力を生産している。また、これらの水力発電所のダムができたことにより、ナイアガラ滝下流における侵食のペースは大きく抑えられた。ナイアガラ川の主要な支流としてはトナワンダ川とウェランド川の2本が挙げられる。トナワンダ川はエリー運河の一部になっている。エリー運河はナイアガラ川の中洲であるグランド島の近くを起点とし、ニューヨーク州北部を東西に横断してハドソン川へと通じている。一方、ウェランド川はウェランド運河の一部になっている。ウェランド運河はナイアガラ滝を回避してエリー湖とオンタリオ湖の間に船を通すことができるようにつくられた閘門式運河である。