2008年11月25日、同州のカユーガ郡とセネガ郡の2つの郡が、「カユーガ族が納税印無しで煙草を販売した」として、それぞれユニオンスプリングスとセネカ・フォールズにある部族の煙草店二軒を急襲し、煙草1万7600箱を押収してこの二店舗を閉鎖させた。州最高裁判所ケネス・フィッシャー裁判官に対し、部族顧問弁護人のリー・オールコットは50万ドル相当のこの押収物の返還に応じなければ郡を提訴すると述べた。2009年1月24日、ニューヨーク上訴法廷はこれらの煙草店が連邦管轄である保留地にあるとして、カユーガ族に対する脱税起訴を却下、この裁決後、1月30日に二店舗は無税販売を再開した。カユーガ族に対する訴追者の一人であるカユーガ郡のジョン・バドルマン弁護士は、「彼らが店を再開したと聞いて卒倒したよ。彼らは億面もなく法に触れている。同じような問題がある中で、1グループが州の判決に違反できるとしたら、これが何を意味するかわかりますか」と不満を漏らしている。セネカ族が1794年の「カナンダイグア条約」で連邦政府から保証された1万エーカー(40.47?)の保留地は、1960年に着工し、アレゲニー川を堰き止めた「キンズア・ダム」(1965年より稼働)によって水没した。故郷を奪われた600人のセネカ族は、サラマンカへ強制移住させられたのである。セネカ族のダム建設反対嘆願は「全米市民自由連合」によって後押しされたが、ジョン・F・ケネディ大統領によって却下され、部族の英雄ハンサム・レイクの墓も水底に沈められた。
またエジソンの名言「天才は1%のひらめきと99%の汗(努力)」を皮肉って以下の言葉を残している。「天才とは、99%の努力を無にする、1%のひらめきのことである」(「天才とは、1%の直観と99%の徒労である」とも)しかしテスラはエジソンの工場に勤めていた頃、毎朝10時半から翌朝5時まで研究改良・製作に打ち込み続けた努力家であり、エジソンが「貴様にはかなわない」と言ったという。
東南端に、同国最大の都市であるニューヨーク市(人口800万人)が存在する。州都は、人口10万人足らずのオールバニである。オールバニ市はニューヨーク市からハドソン川を300kmほど北に遡ったところにある古い港町である。西端にあるナイアガラの滝の近くには人口約30万人の州第2の都市バッファロー市(Buffalo)がある。その北東方、オンタリオ湖岸に精密工業で有名なロチェスター市がある。現在の州知事は黒人(アフリカ系アメリカ人)で盲人のデビッド・パターソン。形としてはほぼ正三角形をしており最南端に大都市ニューヨーク市と大きな島ロングアイランド島がある。ニューヨーク都市圏(メトロノース鉄道の範囲)より北方をアップステイトと呼び、アップステイトはニューヨーク都市圏に比べ冬は5度から8度程度寒く、降雪量もやや多い。北方にはセントローレンス川を隔ててカナダとの国境がある。州都アルバニーの北方には州の1/5ほどの大きさを持つ巨大な自然保護区がある。ニューヨーク州の大きさは全米で27位と中程度の大きさの州だが面積は北海道と九州を併せた程度あり東西最大500km、南北最大450kmに広がっている。最南端の都市ニューヨーク市から第2の都市バッファローまで自動車で行くと約6〜7時間を所用する。山がちな地形であり人間の身長から地平線を臨めるほどの平原はない。ただし、いわゆる山岳地帯ではなく、高さ数百メートルの小山や丘が点在している。
2000年代前半になってロバート・ムガベ大統領の独裁に伴うジンバブエ国内の混乱によって、ジンバブエ側の観光客は減少した。2006年にはジンバブエ側のホテルの稼働率は30%まで落ち込んだが、同時期ザンビア側では一泊630ドルの高級ホテルがほぼ満室であった。あまりにも急速な滝周辺の開発に、ユネスコが世界遺産の登録取り消しを示唆したこともある。急増するゴミ対策、滝周辺の環境破壊については現在でも関心を持って見守られている。滝を含む国立公園は、ザンビア側のモシ・オ・トゥニャ国立公園(Mosi-oa-Tunya National Park)(66km?)、ジンバブエ側のヴィクトリアフォールズ国立公園(Victoria Falls National Park)(23km?)の2つである。両者はいずれも滝を含むように広がっているため、滝を挟んで隣接している。