一般的にアメリカ合衆国よりもリベラルな国民性で知られ、1960年代のベトナム戦争時には徴兵を逃れるためにカナダへ移住する若年男性が大量発生し、2004年にジョージ・ウォーカー・ブッシュ大統領が再選された時にはアメリカから多数のリベラル派市民が移民申請を行ったことが話題になった。また、死刑制度を廃止している。医療費無料政策が国費を圧迫しているという議論もあるが、カナダの良き伝統として残すべきであるという意見が強い[要出典]。実際にカナダは医療費を無料にしたまま、財政の黒字化に成功している。カナダは10の州(プロビンス、province)と3つの準州(テリトリー、territory)に区分されている。
氷期もしくは間氷期が続く間に、更に細かな気候の変動が見られることがある。寒い時期を亜氷期 (stadial)、温暖な時期を亜間氷期 (interstadial) と呼ぶ。最終氷期終了前後から現在にかけてはヨーロッパの泥炭湿地で発見された花粉層序がしばしば用いられ、現在では最終氷期終了〜後氷期にかけての気候変化を表現する際に幅広く使われている。五大湖は上流から順にスペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖の5つの湖からなる。Huron、 Ontario、 Michigan、 Erie、 Superiorの頭文字を並べるとHOMESとなり記憶術として用いられる。他には西から東へ並べた例としてSister Mary Hates Ecumenical OverturesやShe Made Harry Eat Onionsというのがある。 日本では上流から順に頭文字をとり「すみひえお」と覚える人もいる。
東南端に、同国最大の都市であるニューヨーク市(人口800万人)が存在する。州都は、人口10万人足らずのオールバニである。オールバニ市はニューヨーク市からハドソン川を300kmほど北に遡ったところにある古い港町である。西端にあるナイアガラの滝の近くには人口約30万人の州第2の都市バッファロー市(Buffalo)がある。その北東方、オンタリオ湖岸に精密工業で有名なロチェスター市がある。現在の州知事は黒人(アフリカ系アメリカ人)で盲人のデビッド・パターソン。形としてはほぼ正三角形をしており最南端に大都市ニューヨーク市と大きな島ロングアイランド島がある。ニューヨーク都市圏(メトロノース鉄道の範囲)より北方をアップステイトと呼び、アップステイトはニューヨーク都市圏に比べ冬は5度から8度程度寒く、降雪量もやや多い。北方にはセントローレンス川を隔ててカナダとの国境がある。州都アルバニーの北方には州の1/5ほどの大きさを持つ巨大な自然保護区がある。ニューヨーク州の大きさは全米で27位と中程度の大きさの州だが面積は北海道と九州を併せた程度あり東西最大500km、南北最大450kmに広がっている。最南端の都市ニューヨーク市から第2の都市バッファローまで自動車で行くと約6〜7時間を所用する。山がちな地形であり人間の身長から地平線を臨めるほどの平原はない。ただし、いわゆる山岳地帯ではなく、高さ数百メートルの小山や丘が点在している。
アメリカ合衆国では、在来種だけで約17、000種の植物が確認されており、カリフォルニア州だけで5、000種の植物が現存する。 世界で最も高い木(セコイア)、最も大きな木(セコイアデンドロン)、最も古い木(ブリッスルコーンマツ)は同州に存在する[7]。動物界では400種以上の哺乳類、700種以上の鳥類、500種以上の爬虫両生類、90、000種以上の昆虫が確認されている[8]。ベーリング海峡でユーラシア大陸と、パナマ地峡で南アメリカ大陸とつながっているため、旧北区と新熱帯区とは同じ種や近縁の種を共有している。ロッキー山脈は低地の生物にとって遺伝子流動の障害となっており、ロッキー山脈の東と西では異なる種の動植物が分布する。熱帯から北極圏にまたがる国土のため、アメリカは多様な動植物相を持つ。ハワイ諸島とカリフォルニア州は世界的な生物多様性のホットスポットである。しかし、約6、500種の外来種が作為的あるいは非作為的に持ち込まれて帰化しており[9]、少数の侵略的外来種が固有の動植物の生存を脅かし、甚大な経済的被害をもたらしている。アメリカにおける動植物の保護の歴史は長い。1872年にイエローストーン国立公園が世界初の国立公園に制定されて以来、連邦政府は57の国立公園とその他の国有地を保護してきた[10]。一部の地域では、人の影響を受けていない環境を長期的に保存するために保護区としての原生地域が指定されている。連邦政府は国土の28.8%にあたる総面積1、020、779マイル(2、643、807 km?)を保護しており[11]、大部分は国立公園や国定森林として保護されているが、一部は原油や天然ガス、その他の鉱産資源の採掘や牛の放牧のために賃貸されている。1973年には固有の動植物と生息地を保護するために絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律が制定された。この法律に従って絶滅危惧種と絶滅危機種の現状を観察し、種の存続に不可欠な生息地を保護する機関が魚類野生生物局(The U.S. Fish and Wildlife Service)である。また、個々の州も独自に種と生態系の保全を行っており、連邦と州の協力を促す制度も存在する。魚類野生生物局や国立公園局、森林局などを統括する内務長官は大統領に任命されるため、生態系の保全も行政の他の部門と同じく政権の優先事項に大きく左右される。