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映画「蟲師」とは
作品について
この世の不思議は「蟲」の仕業かもしれない-。
映画『蟲師』(むしし)は、漆原友紀による原作コミックを監督・大友克洋が実写化した映画作品。
異形の生命体【蟲】による不可思議な現象を解き明かし、人々を癒し救いながら旅を続ける【蟲師】の活躍が描かれる。主人公・ギンコを演じるオダギリジョーは幽玄なイメージで観客を魅了した。
2007年3月に松竹・東急系にて公開。公開劇場は全国で180館、興行収入は約7億円。
映画祭出品履歴
■第63回ヴェネチア国際映画祭 コンペティション部門(2006年9月 7日/マスコミ向け、9月 8日)
■第31回トロント国際映画祭 VISIONS部門(2006年9 月13日、9月15日)
■第23回サンダンス映画祭 SPECTRUM部門(2007年1 月19日、1月22日、1 月23日、1月27日 )
あらすじ
今から100年前の日本。精霊でも幽霊でも物の怪でもない人智を超えた【蟲】の存在は、人々の間に不可思議な現象を引き起こしていた。蟲の生態や、蟲によって引き起こされる現象を研究しひも解いていく【蟲師】と呼ばれるギンコは、蟲を寄せ付ける体質を持っていた。彼は蟲と人間が共生できる世界を模索して旅を続けている。
ある日ギンコは、4本の異様な角が生えた少女・真火と雪山の庄屋で出会い、彼女の病気の原因を探り始める。
蟲の力を文字に封じ込める力を持つ女性・淡幽の体に変異が起きたという知らせを受け、2人は彼女の元へと向かうのだが、ひょんな事からギンコが蟲に取り憑かれて意識を失ってしまう。
登場人物
- ギンコ
- 幼少時の体験から、髪が白く左目が義眼の蟲師。主な仕事は、蟲に悩む土地行って蟲の相談に応じること。蟲を寄せつける特異体質のため、一つの里にいることができない。他の蟲師とは異なり、むやみに蟲を封じるのではなく蟲と生物とヒトとが共生できる世界を模索している
- ぬい
- ギンコ同様に蟲を寄せる性質があり、ひとつの場所に留まることができない蟲師。山の中の池に棲む「トコヤミ」に親族や友人が捕らわれ、以来、「トコヤミ」と池に光る「銀蠱(ギンコ)」の手がかりをつかむために、池のほとりに居を定めた。蟲の生態や性質に関して、深い知識と経験を身につけている。
- 淡幽(たんゆう)
- 生まれたときから右足に先祖から受け継がれた墨色のあざがあり、自由に動かすことができない少女。あざにはすべての生命に死をもたらす強力な「禁種の蟲」を封じられており、呪いを解くために文字を書き蟲を封じる力を持つ。
- 虹郎(こうろう)
- 病床の父親に「虹蛇(こうだ)」を見せるため、5年間に渡って、虹蛇を追い続けている男。
- 真火
- 額に四本の角が生えた少女。「阿(あ)」という蟲に寄生され、額に角が生えた頃から音が聞こえなくなり、聞いたことのない音が聞こえ出した。
